つっこんだ会話

2003年5月23日
心療内科の先生に自分が抱えている思いをぶつけてみた。医学部に入りたいという気持ちはある。一方で自分が育ってきた環境(親が小児科医で、子供の頃から常々「医者になったらいい生活ができる。一人前の暮らしができる」と言われ続けてきた)が、自分にとって、医者にならねば普通の生活が出来ない、医者にあらずんば人にあらず、とまで考えが染み込んでいて(自身の生真面目さがそうさせたのかもしれないが)抜けきれないでいる。いまやもう、父も母も「どのように生活をしたって暮らしていけるんだから自分なりの暮らしをしていきなさい」とまで言ってくれるのだけれども、結局のところ医者にならなければシーマも買えないしベンツも買えない、土地も買えなければ、別荘も買えないじゃないか、という感覚(というか恐怖に近いもの)に襲われて、医者以外の選択肢を自ら消していってしまっているんじゃないか、という思いをとうとうと語ってみたのだ、けれども心療内科の先生がいうには、それだけ医者への考えているんだったらそれでいいんだ。がむしゃらにやれ、君にはがむしゃらさが足りない、やれない理由に目を向けていても何の解決にもなりはしない。とにかく毎日必死で勉強してみなさい、ということだった。確かに言われていることはわかる、わかるのだけれど9年間同じ勉強ばっかりしているとさすがに飽きてくる。自分にまったく進歩がない、どころか基礎的な能力まで落ちているような気がする。参考書を見るのさえ億劫になってしまった僕がどうやって塾へ行くことができるのか、それによって得られるプラスの報酬が今はまだ漠然としすぎてて毎日にメリハリがつかないのが現状であったりするのだ。こうやって日記を書くのも自分の今の感情をはっきりさせてモヤモヤ感を取り除こうとするのだけれど取り除けない。どうしようか。サイクリングにでも行って来るか。

爛さん、ブックマークありがとうございます。

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